TangNano20K を搭載した MSX 用カートリッジ。WonderTANG 対応版は tnCartWonder をご参照ください。
回路は WonderTANG V1.01c のピンアサインとほぼ同じ(MSEL0_33 と MSEL1_33 が逆みたいです)で、バッファ IC は2電源タイプに変更してます。 また、信号の衝突を防ぐために INT 信号はオープンコレクタに変更してあります(WonderTANG V1.02d 相当)。
- 4MB 拡張 RAM
- NEXTOR と TF カード制御
- メガロムエミュレーション
- SCC/SCC-I 音源
- FM 音源(OPLL)カートリッジ(拡張 BASIC は未対応)
- SCC + OPLL + PSG 音源の 3.5mmフォンジャック出力
- PAC 機能(
まだデータ保持機能が実装されていませんので、電源を切るとデータは消えます) - V9990 エミュレーション(「msx-samurai」,「MSXgl V9990サンプルの一部」,「TINY野郎氏のテックデモ」がそれなりに動く程度)
msxgl.mp4
samurai.mp4
xevious.mp4
darius.mp4
- V9990 のカーソル EOR 処理
- V9990 の B0(192x240) モード
- 回路と基板の修正(WS2812を点灯しないようにする等)
下記の機能は、しばらく(もしくは永遠に)対応する予定がありません
- V9990 の B5(640x400),B6(640x480)モード
- V9990 の画面補正機能(R#16)
- V9990 の漢字ROM
- HDMI による音声出力(ライセンス的に難しい)
各機能の実装に下記モジュールを使用しています。
- PSG https://github.com/dnotq/ym2149_audio
- OPLL(VM2413) https://github.com/hra1129/one-chip-msx-kai/tree/main/source/pld/src/sound/opll/vm2413
- OPLL(IKAOPLL) https://github.com/ika-musume/IKAOPLL
- SCC(IKASCC) https://github.com/ika-musume/IKASCC
- V9990 の映像は 720x480ドット(ピクセルクロック約27MHz) の DVI 信号で出力されます。接続するモニターやビデオキャプチャー機器によっては正常に動作しない可能性があります。