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事業主貸勘定について
Hisa.Ishi edited this page Mar 29, 2023
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もう1点質問なのですが、事業主貸勘定についてです。
国税庁の貸借対照表では、資産の部に表示されていますが、こちらのアプリでは資本勘定となっています。
提出は国税庁の用紙を使う予定なのですが、提出する貸借対照表とアプリの貸借対照表の合計額(一番下の数字)が一致せず、スッキリしません。
事業主貸勘定を資産の部に表示させることはできないでしょうか。
本アプリでは、事業主貸を「元入金」の「評価勘定」としてとらえるという考え方で設計している。
そのため、事業主貸は資本区分に属する。
参考: https://jiei.com/kamoku/jigyonushi
事業主貸は「資産」? 貸借対照表の左側は、すべて「資産の部」として囲ってありますから、事業主貸も「資産」に含まれるとするのが順当でしょう。
資産の部にある事業主貸 - 青色申告決算書の貸借対照表
あるいは、事業主貸を「元入金」の「評価勘定」としてとらえることもできます。そう考えれば、資産の部にありながらも、他の勘定科目とは離れていることの説明はスッキリします。
評価勘定とは? 評価勘定とは、貸借対照表で反対側にある特定の勘定科目について、その増減を記録するもの。本例においては「事業主貸は、元入金のマイナスを記録するもの」ということになる。 この辺りはややこしいかもしれませんが、事業主貸を「資産」に含める考え方と、「元入金の評価勘定」とする考え方、この2通りをひとまずおさえておいて下さい。
後者の場合、貸借対照表で左側(借方)に位置するものの、大分類として「資産」に含めるわけではないということです。