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-_あなたは廃墟と化した建物の床に落ちている日記を見つけました。ページは急いで書き留められた言葉でいっぱいです。_
+_あなたが床から拾い上げたノートはどうやら日記のようです。ページをめくっていくと、ある日付で手が止まりました。荒い筆致で、とにかく急いで書き留められたとわかる言葉が並んでいます。_
 
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 > 日付：2081/6/21
 > 著者：ロリア・クラーク
 
-今日はただの日だと思っていたのに、まったく普通ではありませんでした。仕事の後、私はネオン街のバーで飲み物を飲んでいたとき、突然混乱が起こりました。人々が命がかかっているかのように叫び、あらゆる方向に走り回っていました。最初はテロ攻撃でもあったのかと思いました。
+今日はいつも通りの1日だと思っていたのに...いや、たしかにあの時、あの瞬間まではまったく普通の日だったはずなのです。  
+仕事が終わって、いつものネオン街のバーで飲んでいたとき、突如としてそれは起こりました。人々が口々に何かを叫び、それぞれがそれぞれに駆け回っていました。混乱。最初はギャング同士のいざこざでもあったのかと思いました。
 
-しかし、彼を見ました - いや、彼がなってしまったものを。以前はバーの常連だった男性が、赤く光る目と狂気じみた笑顔で私の前に立っていました。彼は乱射を始め、道を横切る者は誰でも撃ち倒していきました。まるで悪夢が現実になったかのようでした。
+混乱の中心に、彼がいました。  
+バーの常連で、よく見かけた男性。やや控えめに、だけどよく笑っていた印象のあるその男性が、赤く光る目と狂気じみた笑顔で私の前に立っていました。彼 - いや彼だったものは、視界を横切る者誰彼構わずに銃弾を浴びせていました。まるで悪夢が形を持ったかのようでした。
 
-恐怖で震えながらテーブルの下に隠れていた時間はわかりませんが、やがて安全だと思われたので逃げ出しました。家に着くとすぐに、この日記を手に取り、起こったすべてを書き留め始めました。なぜなら、一つだけ確かなことがあったからです - 誰も私の言うことを信じてくれないでしょうから。
+私は、いつから、どれだけそうしていたのかわかりませんが、テーブルの下で頭を抱えて震えていました。銃声はいつの間にか止んでいました。もう安全だと自分に言い聞かせながら這い出して、何度もくぐったはずの扉から外へ。  
+空の月と街の様子から、時間はそう経っていないのだと気づきました。
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+家に着いてすぐに、この日記を手に取り、起こったすべてを書き留めようと筆を取りました。これは現実だと。  
+...不安、というか少しだけ思うのです - 眠って朝が来たら、なにもかもが自分の見た夢で、すべて無かったことになっているんじゃないかと。