陽性登録の意思をアプリから事前登録する機能 #257
Replies: 6 comments 15 replies
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こういうケースに対応できるように、いまの接触確認APIにはPreauthorize APIが追加されていますね。 今いただいている解決策はPreauthorize APIは使わない前提に見えます。また、HER-SYSの話も絡んできそうですが、COCOAはHER-SYSと直接通信していないと理解しているので、そのあたりの整理も必要と思います。 COCOAがどう変わるのか、陽性登録サーバーやHER-SYSがどういう動きをすることになるのか。Descriptionをみる限りでは読み取れませんでした。 登録意志の事前確認というコアな部分は共感するところがあります。一方、課題に対する解決策、代替策が煮詰まっていないと感じています。 このIssueはDiscussionに移して、そこで方法について一定の方向性が出てから、あらためてIssueにするのがよいと思いますが、いかがでしょうか。 |
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ご教示ありがとうございます。そういう機能がすでに追加されているとは全く存じませんでした。 |
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ひとまずPreauthorize APIについてわかっていることをまとめておきます。
Preauthorize APIを使うイメージとしては次のように考えています。
課題なのは、陽性登録サーバーに検査結果が登録されるわけではなく、おそらくその先にいるHER-SYSに登録されるであろうと言うことです。つまりCOCOAから陽性登録サーバーに依頼した「一時キー」の発行は、依頼を受けた陽性登録サーバーからさらにHER-SYSに転送する必要があります。 Preauthorize APIは使えれば便利なのですが、手を入れなければならない範囲がCOCOA以外にも波及するため、慎重に検討しなければならない課題の1つと考えています。 |
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「事前の意思表示」=「検査結果が出る前に処理番号を取得」とした上で、
というところで (実現可能性は置いておいて) ちょっと考えてみました。 HER-SYS側に以下のテーブルを用意します。 処理番号テーブル
発症日テーブル
※ 説明のため上記構成にしていますが、もちろん発生届ID?等で結合したりしても良いと思います。 以下に流れを説明します。
電話番号を入力して、処理番号を発行します。
のようになります。 プライバシーの関係上 COCOA で電話番号を入力させるのは難しいだろうと思うので、別途専用のシステムを用意する想定です。
処理番号を入力すると、COCOA サーバー経由で HER-SYS へ発症日トークン生成リクエストを出します。 結果、発症日テーブルは
のようになります。 発症日トークン取得後すぐに、COCOA はそのトークンを用いて、COCOA サーバー経由で HER-SYS へ発症日の取得を行います。 発症日が取得できれば COCOA はプッシュ通知を出します。 その後、一日数回程度バックグラウンドで発症日の取得を行います。 発症日トークンの有効期限は 5 日程度を想定しています。
発生届を入力すると、HER-SYS は電話番号を条件にして発症日テーブルの発症日を発生届の 発症日で更新します。
のようになります。 レコードの生存期間は発症日から10日 (感染可能期間が確かこれくらい) くらいまでを想定しています。 発症日がない場合
発症日がある場合
という感じになります。
発症日設定後に COCOA から (COCOA サーバー経由で) 発症日取得のリクエストがあれば HER-SYS は発症日を返します。 HER-SYS から発症日を取得しているので、COCOA 利用者に発症日を入力させずに陽性登録できるのではないかと思います。 陽性登録トークンの有効期限は 24 時間程度を想定しています。 その他処理番号未発行の状態で発生届を入力した場合以下のようなレコードができます。
HER-SYS 側では誰が COCOA を利用しているか判断できないと思うので、発生届が入力されたら無条件で上記のレコードを作る想定です。 処理番号・発症日トークンの有効期限が切れた場合もう一度 COCOA 利用者にて処理番号発行を依頼してもらう想定です。 なんらかの理由で陽性登録に失敗した場合もう一度 COCOA 利用者にて処理番号発行を依頼してもらう想定です。 発症日テーブルには以下のレコード
が残っているはずなので、発症日トークン生成時に発症日トークンとトークン作成日時のみを上書きする想定です。 検査結果が陰性だった場合検査結果が陰性だったときは COCOA 利用者に何の通知もされません。 と長々と書いてみましたが、いろいろと大変そうなので (私の案はどうあれ) やるにしても時間がかかるだろうなという印象です。 私見ですが、タイムラグがあるとすれば、原因は発生届の代行入力なのではないかな?と勝手に思っています。 もちろん私の想像していない別の何かが原因ということも十分ありえるのですが、私の推測が正しいのであれば、事前の意思表示は (保健所の負荷は下がるとは思いますが) タイムラグの解消という観点では効果が薄いのではないかと思っています。
について、COCOA 利用者や各自治体等へアンケートとかできると良いのかなと思います。 あと、HER-SYS から COCOA に関連する部分を別システムにするという案がありましたが、個人的には厳しいのではないかと思っています。 また、これも私の案を元にお話ししますが、私の案では医療機関であれ保健所であれ HER-SYS に発生届を登録したタイミングで陽性登録できるようになっているのですが、COCOA 関連を別システムにしてしまうと、少なくとも医療機関は情報登録しなくなってしまうだろうと思っています。 深く考えた内容ではないので、失礼だったり考慮不足な文章になっているかもしれません。 |
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EN API の Preauthorization について聞きたいことがあります。
同意の取り消しは API として提供されていない気がしていて、取り消しできるようにするためには COCOA 側でフラグを持つ等して作り込む必要があると思っていますが、合っていますか?
例えば二度事前同意をする (Android では |
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ちなみにCOCOAの実装の話とは外れますが、陽性登録のサポートと言う文脈ではこんな情報もあります。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html#h2_free5 これまで保健所からしかできなかった処理番号の発行を、利用者がMy HER-SYSや自動架電(電話がかかってきて健康観察を入力するシステム)から発行できるようになっています(7月1日から)。 |
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その機能リクエストは何らかの問題に関連しますか / Is your feature request related to a problem?
現行の陽性登録手順では、保健所から陽性検査結果の電話連絡が来てからでないと陽性登録の意思表示ができない。しかも保健所は陽性登録の意思表示を聞いてからHER-SYSへのデータ登録を開始して本人確認用の処理番号発行操作を実行するので、検査結果通知から処理番号が届いて陽性登録を実行するまでの間に相当のタイムラグが生じてしまう。
解決策についてお書きください / Describe the solution you'd like
HER-SYSへのデータ登録開始時期を前倒しして検査結果を知ったユーザーができるだけ時間をおかずに陽性登録を実行できるよう、検査結果が届く前の段階で陽性登録の意思をアプリから登録できる機能を追加する。
あなたが考える代替案についてご説明ください / Describe alternatives you've considered
アプリのホーム画面上に「検査結果が陽性なら登録を希望する」といったボタンを追加で設ける。検査を受けることが決まってから結果が連絡されるまでの間にこのボタンを押し、次の画面上で「検査結果が陽性なら登録を希望しますか?」に「はい」を選ぶと次のいずれかの反応が生じる:
(陽性検査結果が連絡され次第、ユーザーはこれを本人確認に使って即時陽性登録を実行できる)
(保健所はこのリストに登録された連絡先の持ち主が陽性判定された連絡を検査機関から受け次第、即HER-SYSにデータを優先登録して処理番号を発行する。HER-SYSへのデータ登録完了後、連絡先は事前承認者リストから消去される)
その他 / Additional context
HER-SYSシステムの運用開始当時、データ登録は保健所を通して検査を受けることが決まった段階で行われることになっており、検査結果の連絡時には登録が完了して8桁の処理番号が確定していたからこそ、検査結果連絡時に請求すれば処理番号が発行されて陽性登録を実行でき、HER-SYS処理番号を陽性登録の本人確認手段として使うことに意味があった(ただし、HER-SYSへの移行が未完了で厚労省が処理番号発行操作を代行していた自治体では、厚労省が閉庁する土日祝日に処理が停止しタイムラグが生じていた)
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ところが2020年10月14日付厚労省事務連絡
https://www.mhlw.go.jp/content/000683027.pdf
でデータ登録時期が入院例を除いて「陽性結果確定時」に後ろ倒しされてしまった結果(p.7の問11「検査結果が陰性の場合も入力が必要ですか」の答え参照)、検査結果の電話連絡時点でデータ登録が完了せず処理番号が未確定という事態が常態化し、処理番号は陽性登録の本人確認用として使い物にならなくなった。
2021年1月8日付厚労省事務連絡
https://www.mhlw.go.jp/content/000717197.pdf
以降は、「積極的疫学調査実施要領」及び「調査票」が改定され、検査結果連絡時に処理番号発行を請求されたら調査表の「陽性登録希望」欄の「有」をチェックして優先的にHER-SYSにデータを登録し、完了後すぐ処理番号発行操作を行うことになったものの、感染拡大時にはデータ登録が遅れることに変わりはない。
代替案1では、事前に意思表示のあった陽性登録をHER-SYSから切り離し、(発症から検査結果確定までのタイムラグに上乗せされて接触確認アプリの感染拡大防止効果の低下につながる)結果通知から陽性登録実行までのタイムラグを最小化することができる。
代替案2では、陽性登録を保健所とHER-SYSから切り離さない前提の下、事前意思表示によりデータ登録時期を少しでも前倒しして結果通知から陽性登録実行までのタイムラグを縮めることを目指している。
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